こんなこと言ってない?
こんにちは✨
ドリームキッズです🌈
僕たちは毎日、たくさんの子どもたちと関わっています(^^♪
子どもたちの笑顔で元気をもらうこともあれば
疲れ果てるまで一緒に遊ぶこともあります✨
この仕事は、楽しい事ばかりです‼
・・・と、言いたいところですが
もちろん頭を悩ませることも少なくありません💦
子どもと関わっている中で
自分の要求を通すために物を投げたり、体を大きく振り回したり
他の子どもや人に手をあげたりといった
いわゆる「問題行動」に直面することがあります。
親御さんとお話すると
同じような行動で困っていると相談を受けることもしばしば。
そういった行動に直面した時に
どんな言葉を子どもに言っているでしょう❓🤔
「何度言ったらわかるの!」
「ちがうでしょ!」
「~しないで!」だとか
望ましい行動がとれたとしても
「やればできるじゃん、今度は言われなくてもやりなよ」(褒めてない)
とかいったことを言っていませんか❓
「そういった言葉は使わないようにしましょう」と言うのはとっても簡単です🤔
そうは言っても・・・
止めてほしい行動があったり、
守ってほしいルールがあったりするのも事実です😖
実はこういった行動を変える一番の近道が「褒める」なんです✨
褒めることで直前の行動がその子の中で強化され
同じような場面になった時に強化された行動をとるようになります😉
しかもそれだけでなく
褒められることで脳が活性化することもわかっています👍
つまり褒めれば褒めるほど脳は成長していくというわけです✨
「褒める」時のポイント
「褒める」ことが大事とは言ったものの
中途半端に褒めたり、遠回しに褒めたり、最後の一言が余計だったりすると
意味がなくなってしまいます(・_・;)
ではどういった褒め方がいいのか・・・
実際に療育現場で意識されているものを3つ紹介します😉
・笑顔
まずはシンプルに笑顔で褒めましょう(*^▽^*)
人には自分が明るい笑顔なら相手も笑顔になるという法則(鏡の法則)があります✨
分かりやすいところだと
赤ちゃんに笑顔を向けると赤ちゃんは笑顔になります😉
こういった法則は子どもから大人まで共通しているだけでなく
「笑顔」は信頼関係(ラポール)を築くのにとっても効果的なんです👍
・質より量
「子どもとの関わりの中で褒めることが大事」と聞くと
「叱ってはダメ」と勘違いしてしまう人がいますが、そうではありません。
「叱る」よりも「褒める」が多くなるようにしましょう
くらいに思っておいてください(^^♪
「1回叱ったら3回褒める」が理想的です😉
はじめに言っていることと少し矛盾しますが
「褒め方」を気にし過ぎて動けなくなってしまうなら
「褒める」チャンスを逃さず
褒め方を気にせず褒めることの方がよっぽど大事になります
・わかりやすい言葉や行動で
発達障害の特性の中には慣用句や決まり文句(まっすぐ帰るetc...)
冗談や誇張といった、あいまいな表現がわからない
というものがあります🤔
そのため、大人が褒めているつもりでも
褒めていることが本人に伝わっていないことが多々ありますΣ( ̄ロ ̄lll)
そんな時は「ストレートな言葉」で褒めることを意識するだけでなく
プラスアルファで褒めることを意識すると効果的です✨
その方法は
頭をなでたりハイタッチしたり、OKマークやグッドサインなど
目で見てわかる動作を褒めながら行う
というものです🤔
頭をなでる、笑顔でうなずく、ハイタッチ、OKマークなどの動作は
それだけでも褒めてる気持ちを伝えることができます✨
そして、誉め言葉をかけながら行うことでさらに効果が出るだけでなく
スキンシップやコミュニケーションを深める意味でもとってもおススメです👍
褒めるチャンスをつくる
ここまで「褒める」ことの大切さや
どういった褒め方がいいのか説明してきましたが
褒めることそのものが苦手で、褒めようとしてもうまくいかない
という相談を受けることも少なくありません🤔
もともと僕たち日本人は「褒める」ことが苦手な人が多いのも事実です😖
そこでここからは
「自分が褒めやすい状況」をつくる方法をいくつか紹介します(*^▽^*)
この方法の大きなポイントは「成功体験」をつくることです✨
子どもの成功体験をつくり、褒めるチャンスをつくることを意識しましょう👍
・事前の声掛け
やり方はとっても簡単です✨
次の行動を事前に声掛けしておいたり聞いたりして確認しましょう📝
例えば、外から家に帰って来た時
玄関へ入る前に「部屋に入って最初になにする?」
と聞いてみましょう😌
「靴を脱ぐ」「手を洗う」「ただいまって言う」
ここでは質問に対する答えはなんでもいいです😉
この時点で褒めるチャンスが生まれます✨
「よくわかってるね~(^^♪」と褒めちゃいましょう(*^▽^*)
もし言ったことが実行出来たら
「言った通りできたね✨えらい!」と思いっきり褒めちゃいましょう(^_-)-☆
・スモールステップ
褒めるチャンスをつくる二つ目の方法です。
ポイントは「ハードルを下げる」ことです😉
例えば
椅子に座っている子どもに「姿勢よくしよう」といった時
いつ褒めますか❓
言った直後、子どもは姿勢をよくするでしょう🤔
もちろんその瞬間が褒めるチャンスです👍
大体の人はこのタイミングだけチャンスに見えるでしょう(・_・;)
またはしばらくした後、姿勢がよければ褒めるくらいでしょう…
でも実は褒めるチャンスはこれだけではありません!
ハードルを下げましょう😉
まずは、「姿勢をよくした10秒後」に褒めちゃいましょう✨
もっとハードルを下げるなら「姿勢をよくした3秒後」でもいいと思います(*^▽^*)
褒めるセリフは「姿勢いいね」とか「頑張ってるね」くらいにしましょう
そこでOKマークやグッドサインをつけると、なおいいですね(^^♪
・クールダウンの一言
三つ目、「クールダウン」は誰に向けたものかというと、
僕たち大人に向けたものです(>_<)
掃除したばかりの部屋に戻ったら
子どもがおもちゃやおかしを出して遊んでいて、ゴミが散乱していた…
「めっちゃ汚くなってる!Σ( ̄ロ ̄lll)」なんて経験ありますよね❓
こんな時に褒めるチャンスなんてあるわけないじゃん!
って思いますよね🤔
でもこんな時だからこそチャンスが作れるんです✨
ただ、褒める側の僕たちの頭に血が上っていたら
冷静に褒めるチャンスを作ることもできません(・_・;)
そこで必要になるのが「僕たちのクールダウン」なんです⛄
しかも、「クールダウン」と同時に「褒めやすいチャンス」も作れたら一石二鳥ですよね🐓
そんな一言、それは・・・
「どうしたらいい?」です!
「遊んでないおもちゃ、どうしたらいい?」
「食べ終わったお菓子、どうしたらいい?」
「このゴミ、どうしたらいいんだっけ?」etc…
こういったことを言われた子どもの反応は様々ですが
「片づける」
「まだ食べる」etc…望ましいセリフが来たら
「よくわかるね、えらい✨」
「ママ(パパ)のお話聞けたね、えらい👍」
といったように褒めるチャンスができます✨
「ママ(パパ)がやってよ」
「うるさい」などの望ましくない言葉が返ってきた場合は
「どうしたらいい?」を繰り返したり
「そういう時にはこうしよう」などお手本を示したりして
褒めるチャンスへ繋げましょう🌈
おわりに
最初に言ったように、日本人は褒めることが苦手です(・_・;)
もちろん人によって差はありますが教育機関や育児方法など
「褒める」やり方が浸透してきたのはごく最近だからです(>_<)
そういった自分がされてない物事を
自分のものにするためには「実行」あるのみです✨
違和感があったり、うまくいかないのは当たり前と思って
まずはやってみましょう🌈
そして続けていくと褒めることにも慣れて
子どもの「問題行動」を結果的に減らすこともできると思います🤔
この記事が少しでも参考になれば幸いです(^_-)-☆
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
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